2011年10月28日金曜日

2011年度卒業論文

ゼミ論構想
                          
 -タイトル-
情報化社会におけるリスク認知
 -問題意識-
 喫煙などが例に挙げられる第一のリスク、これは一般人でもある程度のリスクを認知しており、かつその害は自分の責任である。しかし第三のリスクと言われる原子力発電や環境問題は、専門家ですら意見が分かれる程リスクの認知が曖昧で、責任は被害を受けるものではなく、私たち全員である。
 それでは第三のリスクから逃れるにはどうしたらよいのだろうか。現代社会では情報が溢れ、どれが正しくて、どれを選択すればよいのか、その判断が難しくなっている。具体的な例で言えば、先日の東日本大震災で日本政府は迅速な情報提供のみならず、情報の隠蔽までされたと言われる。だがその一方でフランス政府が適切な情報をネット上に公開していた。何人の人がこの情報に触れることができたのだろうか。
 リスク認知を情報という観点から考えていきたい。
 
 -仮説-
 情報化社会において何が有効であるのか。私は学歴、職業、ソーシャルメディアが関連していると考える。
学歴においては、高いほど人脈も広く情報源が広いと考える
職業はブルーカラーや自営業(専門職)より、ホワイトカラーの方が有効であると考え       る。ブルーカラーや自営業(専門職)は一つの情報に特化しており、ホワイトカラーの方が広い視野を持っていると考えるから。
ソーシャルメディアの有無は情報化社会において最も有効であると考える。フェイスブック革命がその一つの例で、世界中から情報が集まるから。
 -統計資料-
・2001年新座調査
・福岡調査
・大阪大学 SRDQ
 -構成-
目的:自分の問題意識に対する仮説を書く
 1.1
 喫煙などが例に挙げられる第一のリスク、これは一般人でもある程度のリスクを認知しており、かつその害は自分の責任である。しかし第三のリスクと言われる原子力発電や環境問題は、専門家ですら意見が分かれる程リスクの認知が曖昧で、責任は被害を受けるものではなく、私たち全員である。
 それでは第三のリスクから逃れるにはどうしたらよいのだろうか。現代社会では情報が溢れ、どれが正しくて、どれを選択すればよいのか、その判断が難しくなっている。具体的な例で言えば、先日の東日本大震災で日本政府は迅速な情報提供のみならず、情報の隠蔽までされたと言われる。だがその一方でフランス政府が適切な情報をネット上に公開していた。
 1.2
 何人の人がこの情報に触れることができたのだろうか。リスク認知を情報という観点から考えていきたい。
 1.3
  先行研究
ウルリッヒ・ベック 1988 『危険社会』二期出版
小林丈晃 2003 『リスク論のルーマン』勁草書房
児玉晴男、小牧省三 2011 『進化する情報社会』放送大学教育振興会etc
 1.4
  仮説
情報化社会において何が有効であるのか。私は学歴、職業、ソーシャルメディアが関連していると考える。
学歴においては、高いほど人脈も広く情報源が広いと考える
職業はブルーカラーや自営業(専門職)より、ホワイトカラーの方が有効であると考え       る。ブルーカラーや自営業(専門職)は一つの情報に特化しており、ホワイトカラーの方が広い視野を持っていると考えるから。
ソーシャルメディアの有無は情報化社会において最も有効であると考える。フェイスブック革命がその一つの例で、世界中から情報が集まるから。
 2
方法
2001年新座調査、福岡調査、大阪大学SRDQを使って重回帰や分散分析を行う
 3
分析結果から仮説を証明、あるいは否定する
 4
 結論は自分の主張と参考文献、分析結果から導き出す
                            以上 小西佳佑                     

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