2012年9月3日月曜日

10da129e 渡邉新 報告会感想
今回の報告会では、社会学部以外の学科の教授の報告が2つ程あったが、理系の話は正直、自分には今一つ理解出来なかった。異文化コミュニケーション学部の教授の話は中々に興味深く聞く事が出来た。報告の内容で特に頭に残っているのは、社会学部の報告で、被災地の現状について、より詳しく把握することが出来た。しかし、報告の中で、空き巣の被害や、支援物資の受給の格差があること、そして何よりメディアの情報があまりにも偏っている事が一番の問題だと思った。思い返してみると、確かに津波の被害にあったところや、被害が大きかった所は繰り返し何度も報道されていたが、他の所が実際どうなのかは意識を向けたことがなかった。そんな所の現状が、載っていて、まだまだ課題は山積していると思った。

2012年8月24日金曜日

10da097f 花村泰平

 先日の報告会で初めてこのようなプロジェクトが行われていることを知りました。その中で文系と理系のそれぞれの学問分野から震災についての研究報告が聞けてとてもためになりました。最初の報告で、原子力発電所が爆発してすぐに行った放射線量の調査で微量ではあるものの、立教大学でも放射線が確認されたという話をうけて、そういえば、あの時は政府は問題ないと言っていたが、それは、放射線はバラまかれたけど、直ちには健康に影響はないから問題ないのかなと報告を聞きながら考えていました。自分は東京の方には放射線は達していないだろうと思っていました。

 子どもにどこまで震災や原発について教えるかという問題を、最後の報告でしていましたが、教育という場面で、どこまで踏み込むのか、というのはかなりデリケートな問題だと感じました。反原発デモでよく見る、原発は危険だから、という理由だけで原発廃止に偏るのではなく、原発は確かに危険だけど、もっと具体的に原発に代わる新しいエネルギーはなんなのか、逆に、今まで原発に頼ってきた理由はなんなのかといったことを議論した方がいいのかなと思いました。

 村瀬先生、河村先生の報告ですが、震災の被害経験で、知人、友人に死者が出たという項目が自分が想像していた以上に多かったこと、それと関連して友人が被災することは政治参加へマイナスの影響があることは河村先生が報告していたようにネットワークが断絶していたりといった要因があると思うのですが、報告会で発表はされませんでしたが、メディアの報道の偏り、特にその内容も政治参加について関連があるのかなと思いました。メディア報道の偏りのその内容は実際に被災者の方たちが経験したこと、つまり、略奪行為に有ったり、避難所でのマナーの悪さを見ることを経験していると言えないでしょうか。地域への親密さを失って、政治参加にマイナスの影響を与えるのかなと思いました。

 今回の発表会では理学部や異文化コミュニケーションといった普段自分が学んでいる社会学とは違った視点から震災について学べました。自分は社会学を勉強しているから、社会学の視点だけで震災を考えがちだった気がするので今回の発表会を受けて、現実は様々な視点からのアプローチが大事だという基本的ではあるものの、忘れてしまいがちなことを再確認できてよかったです。

2012年8月11日土曜日

10DA211Y 仲川千詠

先日の報告会では震災についてを色々な角度から知ることができ良かったです。最初の発表は理系の視点からのもので、普段理系に触れる機会があまりないのでとても興味深かったです。社会学の授業で以前政府の震災に対する政策は遅いと聞いたので、遅いのは政府がただ真剣に取り組んでいないだけと思っていましたがストロンチウムを検出するにはすごく時間がかかってしまうと聞いて、被害の確認をするのも時間がかかることなのだと知ることができました。しかし、他に方の発表にもあったように政府のなかの東北出身者が少ないために政府が震災被害の対策に力を入れていないというのも事実なので、ただ何も調べないで政府を批判するだけでなく、このように、色々な視点から調べることが大切だと思いました。
 また、教育の発表の途中に回ってきた資料の中にバングラディッシュの人々が震災の時寄付金を出してくれたことを知り驚きました。貧しく、自分たちのためのお金もあまりないのに他国である日本のために寄付をしてくれたことは本当に大変なことだったと思います。彼らには感謝でいっぱいですし、それと同時に人として大切なことを学んだように思います。
 震災=原発問題と考えてしまっていましたが、このように色々な視点から学ぶことができ、この震災がどれだけ恐ろしいものか改めて知ることができました。

10da227c 鎌倉 瑞基

先日の研究報告会は、普段自分が触れることのできない現場の状況や知識について学ぶことができたため、非常に有意義なものとなった。物理学の村田先生のご報告では放射性物質であるセシウムや、聞いたこともなかったストロンチウムについて少しは理解を深めることができた。セシウムについては、以前からマスコミやSNS等で盛んに取り挙げられていたのであるが、半減期なる現象すら初めての知識であり、被曝し続けることを回避していかなくてはいけないことを痛感した。
また村瀬先生・河村先生のご報告では、メディアが震災の一部を切り取って繰り返し放送することで我々に震災についての知識を固定化してしまっていることに危機感をおぼえた。被害の大きい街や人々ばかりを放送するのではなく、様々な角度から被災地の住民らにアプローチしていく必要があるのではないか。さらには、地震や津波による震災被害で選挙どころではない、という現状も復興促進の足かせとなっているのではないか。被災地の人々が投票に足を運ばないということは、それだけ国に対して期待していないということであり、共に協力して復興していくという一体感が生まれてこないのかなと感じた。震災は自分の住む国で起きてしまってことであるにも関わらず、その事実についてあまりにも何も知らないことに無責任さを感じた。もっと震災や原発問題について多くの知識を身に付けなくてはならない。

2012年8月10日金曜日

11da134f 伊藤佳幹

研究発表会報告・感想
 
 今回の研究発表会では東日本大震災をメインテーマとし、それを様々な観点から考察している点で非常に興味深いものであった。まず理学部で物理学分野専門の教授の発表で一番興味を抱いたのは、学術的で理論的なデータと現地で得られたそれとの比較・検証です。その1つとして、地震発生直後の4/4に東北全域の2000カ所に出向き、10000サンプルを収集したことです。また地震発生から一ヶ月も満たないこの時期に現地で調査を実施したということは、人体への危険性を顧みず調査者としてデータの正確性を追求したものであるといえる。更にこれらの調査による分析で分かった事実をまとめたものを、これ程の早さで国の機関に提出できたことは、この研究における最も大きな成果であると考えられる。次に、立教大学と東北大学との協同の市民意識調査研究では、メディアで大々的かつ画一的に大衆の意見として報道されているものがある一方で、裏側で掻き消されている真の声(被害者に寄り添った声)を汲み取るものとして非常に有益なものであると考えられる。また私たち2年生は震災発生時と大学入学が重なったりと、どの学年よりも震災に深い関わりがあり、更にこれを大学生活全般における使命として再認識すべきではないかと思う。また資料として先生方が作成したアンケートや研究結果のまとめが配られ、これは私たち学生にとって非常に内容のあるものであり、今後の勉強にも役立つものだと思いました。

11DA268l 寺門奈緒

報告会感想:

 28日に行われた東日本大震災研究報告会では、大学が東日本大震災にどう関わっているのかをよく知ることができた。

 社会学の観点からは、震災後の政治参加についての現状が述べられ、「なぜこれほどまでに震災復興についての議論が国会でなかなか進展が見られないのか」というもどかしさに応えていた。
 特に、東北大の川村教授の研究報告から、次の新たな視点を得ることができた。対策チームなどで最も聞き入られるべきでものは、被災者の人々の声である。その声を議会に届けるのは、当事者である市議会議員の人々となる。そしてその議員を「選ぶ場」である“選挙、投票”が、被災地では行うことが困難な状態にある、ということが問題の根底にあるということだ。
 一般的に、復興のためにはインフラストラクチャーの整備が必要だと言われている。そしてそのインフラストラクチャーと聞けば、まず思い浮かべるのは道路や学校・病院などの施設であろう。
 しかし今回の講演から、インフラストラクチャーの中には、“投票の場をつくること”も大きな比重を占めているのではないだろうか。この整備が遅れれば遅れるほど、現地の人々の声は届かなくなり、適切な対策には結びつかない。市民の『投票参加』への求心力を強める対策に力を入れる必要性が、震災復興には生じてくるということが言えるだろう。

 また、普段触れることのない物理学の観点からの報告も興味深かった。
 テレビなどのメディアのなかでは放射線の測定や、ストロンチウムの測定は、その結果しか述べられない。しかし今回、その測定がどのように行われているのかという点からくわしく理解することができた。そのお陰で、普段なんとなくメディアから聞き流している放射線や、ストロンチウムなどの言葉が、よし現実を帯びて聞こえるようになった。
 このことから、メディアには本当は深刻にとらえられるべき事柄が、経過を飛ばして伝えられることで、現実性を薄めてしまっているのではないか、と感じられた。

 このような理解を得るためにも、新しい観点を得られる「学際的」な見方というのは重要なのだと分かった。そしてその得られた視点に対しどう対処してくことができるのかを、様々な学問分野から取り組んでいくことが、これからは大きな鍵になってくると感じられるようになった。その過程で、大学が果たす役割は大きいということが今回の報告会で知ることができた。

2012年8月9日木曜日

研究会感想 栗原昌之

今回の研究成果報告会に関して、お二方の研究に対する感想を書きます。まず村田教授の研究に関する感想ですが、震災発生直後からほかの教授や大学院生とチームを組み、大学内でセシウム量を計測するなど迅速な行動をおとりになったことを考えると、その時の自分が自分なりに出来た行動は何だったのか、専門性はないにしても震災に関連して何か意味のあることが出来たのではないかと考えさせられました。また、放射線の計測には大変な労力と根気強さが必要なことを初めて知り、研究の目的である新たな計測法の必要性を自分も感じました。二つ目に上條准教授の研究に関して書きます。東日本大震災は私が経験したことの中で大変大きな出来事であり、これからもそれは変わりません。だから今回の出来事を伝えていく側として、これからの子どもたちにどのように伝え、どのように考えてもらうかはとても身近な話題であると思いました。それぞれの様々な意見を調和させて今後の日本社会に反映させていくことは難しいかもしれませんが、原子力や環境問題について子どものころからじっくり考えることは国民一人一人にとって大切なことと思います。

2012年8月8日水曜日

09DA146J 向井 涼太郎

7月28日の震災研究発表会は、理学部、社会学部、異文化コミュニケーション研究科の発表を聴き、「震災」という一つの事象に対しての様々な視点による分析や研究、考察の報告を知ることができ、私にとっては貴重な経験と新たな思考の材料を得ることができた時間でした。

 まず理学部の発表は、普段は社会学部という「文系」のカテゴリーに所属している私にとっては少し難解でしたが、同時にセシウムとストロンチウムの半減期や新規測定法の話は新鮮であり、普段は認識していない視点からの考えを知ることができ嬉しかったです。

 そして社会学部の発表である「震災被学の格差に関する統計的社会調査による実証研究ー震災被害と社会階層の関連」で疑問に思ったのは、「大企業」というカテゴリーであり、私は分析でアンケートの問31と同じ様な変数を置き換えて「大企業」という変数を製作したこともあって、何人以上いれば「大企業」に属するということになっていることにしたのか?と思いました。

資産と被害の関連では、高い資産を持てばそれだけ震災に備えれると考えていた私にとって、地位が高い程、持っている資産が大きいため被害総額も多くなるという答えは予想外でした。 また震災における被害で大きな影響を与えるのは自身への被害だけではなく、友人の被害なども本人の選挙などへのモチベーションに影響を与える、また逆に震災によってコミュニケーションが増えるという「ソーシャルネットワークの喪失、増加」という観点は今後の私の卒論にも加えていきたい要素になりました。

 最後の異文化コミュニケーション研究科の発表は震災とその後の学校学習の関連についてのものであり、私としては二回に渡るアンケート調査の回収法や回収率の低さなどが気になりましたが、震災後の教材、授業の変化という観点は考えたこともなく斬新でした。 また質的調査という、普段の自分達がやっている量的調査とは違うものであり、一人一人の意見が分かりやすいというメリットや全体的な変化や量の比較がしにくいというデメリットも感じることができたのが良い経験になりました。 あと被災地である東北の回収率が低いのは回収法自体の問題や彼らの心の傷が癒えていないことを表している、と考察できます。

 3・11事件という東日本大震災はそこにいる人々の生き方、考え方を大きく変化させてしまうものであり、テレビや新聞などのニュースでは見えない実態を感じる、知るためにまだまだ多くの観点からの調査や分析を行っていく必要性があると、発表会の内容を通して私は思いました。

10DA154H  市川幸弘

今回の東日本大震災被害に関する研究発表は物理、法、教育の3つの分野の専門家のお話を聞くことができ、自分にとってはとても有意義なものとなった。今回行われた3つの研究発表はどれも興味深いものであったが、特に自分は物理の分野の報告が一番印象に残った。

 ストロンチウムという普段あまり耳にしない物質についての説明があった。ストロンチウムは科学的測定が困難で、セシウムよりも人体に影響があるという事実には驚いた。化学式等は自分の頭では完全には理解できなかったがと普段なかなか聞く機会がない分野の話は非常に面白かった。 

 東日本大震災から時間が経過し少しずつ我々の記憶からあの大震災の記憶が風化していることは事実である。しかし、あの大震災は過去の話ではない。現在進行形の出来事なのだ。
大震災の直接的被害はもう収まったが、二次、三次被害が次々と生まれ、日々新たな被害が発生している。その意味でも震災は風化をさせてはならないと思った。

10da179l 横瀬汐里

先日の発表会では普段自分が触れないような学問分野の発表も聞き、一つの問題に対して様々なアプローチ方法があるのだと思いました。特に科学的な話に関しては、メディアでよく取り上げられる話題ですが、実際に研究の経過までの話を聞けることは滅多に無いので良い経験になりました。
被災地の現状をメディアで報じられた物だけで捉えると、「震災被害にあった人」という一つだけの括りで見てしまいがちです。今回の発表のように震災以前の人々の階層に着目するというのは、私にとっては新しい着眼点でした。どの程度の被害でどのような支援が必要であるのか知り得るにはこのような調査も一つの方法なのだと感じました。気にかかる点としては、経済的被害は震災以前の階層差によって差異が現れるろ思いますが、精神的被害は個人的な問題なので難しいのではないかと思います。しかし、一つの復興支援の内容を考える際に非常に参考になる考え方だと思います。
11DA106X 金子 裕紀

先日の震災研究発表では、僕はこのような学会の研究発表会というのは初めてなので大変いい経験ができたと思います。それぞれの専門分野の人たちの複数の違った視点から、一つの震災をとらえることの大切さも実感できたし、新鮮な感じでした。
社会学の発表では、社会層と震災との関係から、震災によって格差というのも浮き彫りになり、それは今後の生活の不安要素につながっているということがわかりました。やはり地域には格差というものが自然にできてしまうものなのだと思いました。
そして今後の課題として、各学問分野の横の繋がりをもっていくことが大切だと思います。

11DA129F 久保田 仁


先日の震災研究発表では、社会学の調査結果から、被災者に対するイメージと実態の乖離があるのだなと感じました。「被災者」という言葉にはメディアなどが創出した一定のイメージがあり、私たちが震災について考える際のフレームを形成しているように思われます。しかし、先生が発表された仙台市の調査結果からは、たとえ同じ被災者であっても年齢によって被害金額に差があることや、収入や企業規模によって不安の度合いに差があることなどがわかり、被災者の多様性というものを感じることができました。このように、人によって必要としている支援の量や質が異なることは、行政が復興を考える上で意識すべきです。しかしながら、行政が被災者一人一人の実情にあった支援を行うこともまた、現実的には困難と言わざるを得ません。行政による支援においては、支援の内容や対象者をある程度カテゴライズする必要があると思いますが、その際に社会学の調査結果を用いることで、被害状況が似ている被災者を実態に即してグループ化するなど、実効性の高い支援の仕組みを生み出せるのではないかと感じました。
ほかにも、物理学や教育学など通常ならば触れることのない視点からのアプローチを知ることができ、よい刺激になりました。東日本大震災は原発事故が併発したという特殊性を持ちますが、それゆえに今回の発表のような学問間の交流が重要になるのではないでしょうか。その中で、社会学はどう社会に貢献できるのかを考えながら学んでいきたいと思います。

10da224f 高橋佑太

今回の震災研究では社会学以外の他分野での研究報告が非常に興味深かった。
化学的見地からの研究報告では、化学物質が与える人体への影響についての話があった。参考になる話であったが、具体的に私たちがどういったことに注意していれば良いのかについての考察が足りないのではないかと感じた。
また、メディアでは報道されないような震災の実態については、私たちがその実態を知りえることで今後の震災対策につながると思うので、ショッキングな内容があるかもしれないが隠さずに国民に伝えていってほしい。
震災後の選挙行動に関する報告では、人々の震災後の政治への不信感が改めて感じられた結果であると感じた。政治行動が震災を利用したものであると国民が感じたことで、ますます政治への疑問が高まったのではないかと考えられるだろう。

2012年8月7日火曜日

10da141z 斉藤有沙

日本にはあらゆる格差問題が潜在しており、それは震災等危機的状況においてより顕著に表れるのだという事を今回の研究発表を通して改めて考えさせられました。
 高齢者や障がい者の方が震災時における死亡率が高かったという事も以前習いましたが、「社会的地位が低いほど震災の被害が大きい」「中小、零細企業、自営業の方が生活に不安感がある」と知り、今現在も震災は格差を広げ生きづらさを感じさせているのだと思いました。また「居住年数が多い程不安感が強い」という項目は意外でしたが、被災地が住み慣れた土地である程そこを離れた新しい暮らしに不安を覚えるのは当然だと納得しました。
 またメディアでは報道されない事柄については、今回のようなアンケートや調査によって話してもらう事はとても重要だと思います。私たちが実態を知るためにも、また被災者が不満や本音を回りに知ってもらう為にもです。
 震災や原発に関する教育については、ただ単に「原発は撤廃するべき」等主張を教えるのではなく、データに基づいた事実を提示することで個人の意見を持たせることが大切だと考えます。
 セシウム・ストロンチウムの観測研究が実際に立教の敷地で行われていたことは知りませんでした。理系ではないので研究内容は非常に難しかったですが、全く異なる学部の発表は新しい見地であり非常に為になりました。
11da187j 乗口海杜
先日の研究報告会では、社会学部に限らず教育や物理、法などの話が聞けてとても興味深かったです。特に物理学の話は普段めったに聞けないので、とても新鮮でした。難しい話でほとんどの内容が理解できませんでしたが、なんとなくわかったような気がします。またほかの分野には社会学部的に通じるところがあるように思えました。
仙台市の調査では一番に感じたのは、やはりテレビなどのメディアから入ってくる情報と現地での実際の状況は違うということでした。テレビなどのメディアは小さな出来事は報道せず、大きな出来事ばかりを報道するので、このような地域間のギャップが生まれてしまうのでしょう。このような情報のギャップをなくすことも大切だと考えます。出来事が起きなければ報道されないので、人々の意識から震災が風化していくのではないでしょうか。このようなことが起きないように、このような調査報告をもっと多くの人に見てもらいたいです。

10DA070Y 多田健太

今回の震災被害の格差に関する研究発表で、日本には気づかれにくい格差というものがやはりあると思った。
生活の満足感は高く、社会の不公平感は強いというデータからもわかるように、普段の生活の質はあまり変わらない程度の格差であるから、日本は格差は少ないと言われているのだが、
震災など、災害時の影響は社会的地位によるという「格差」が存在するのだろう。
この調査によると、将来への不安など、精神的な不安が経済的に恵まれない人ほど多い。
調査では明らかにされていないが、地元の人間関係を震災後豊かにしたのは貧しい層に多いと思われる。
そういった人間関係では解消できない精神的不安定さを、社会的地位が低い人が受け入れて行くのは、新たな意味での格差であると思った。
震災後に経済的支援を行い元の生活を送れるようにすることで、将来の明るい展望を持てるようにすることが政府の緊急課題であるとわかった。


10da267h 永井啓介

先日の研究報告会では、社会学的な視点だけでなく、あらゆる角度から興味深い報告を伺うことができました。私がまず感じたのは、やはりメディアを通して入ってくる情報と現地から得たそのままの調査結果では視点が全く違うということでした。テレビなどを通して私たちに伝わる情報は津波や原発事故などの被害が目立つ一部の地域のものが大半を占め、報道されない事による支援の偏りの存在、震災後の治安の悪化による二次的な被害の発生などの事実は自分にとって興味深いもので、報道の在り方というものを再考させられました。
 調査に関しては、震災に伴う人口減少、被害による現地住民の選挙への意識の変化が興味深かったです。復興に生かすために選挙への参加意識が高まっているという認識が今回の調査によって、違った傾向が存在していることに驚きました。やはり、被害によって生じる選挙どころではないという状況、知人友人の被災が投票と負の関係にあることにより動員が低下する、といったような事実は、今回のような細かい調査無しでは分かり得なかったことではないでしょうか。
 震災から時間がたち少しずつ記憶が風化していくことは事実でしょうが、今回のような科学的、社会学的、教育の観点からの調査結果が基になり解決できる様々な課題があるはずだと感じました。

2012年8月6日月曜日

11da094l 藤原 美和
先日の研究発表会では、色々と考えさせられることがありました。特に、仙台での調査で得られた地元の方々の生の声が印象に残っています。支援が行きわたっていない地域があったり、実際に盗難があったりとテレビで見ていた被害の状況がすべてではないことがよくわかりました。メディアの報道から得られる情報を鵜呑みにせず、当事者の声を聞くことが大切だと感じました。また、調査に関しては、被害状況を聞く質問などは、被災者の方の心の負担とならないよう注意すべきだと思いました。
他にも、教育的な視点や科学的側面からの分析があり、とても興味深く聞かせて頂きました。震災から月日が経ち、現在では人々の関心が薄れつつあると思います。震災を風化させないためにも、さまざまな側面から関心を持ち続ける必要があると思います。
10DA209E 星 暢哉
 
 先日の研究報告会では社会学だけでなく、物理、法、教育といった様々な分野における話を聞くことができてとても勉強になりました。すべての研究がとても興味深いものであったが、特に物理の分野の報告はとても興味深かった。私たちが普段よく耳にするセシウムという物質だけでなくストロンチウムという物質についての説明があり、ストロンチウムというのは測定が困難ではあるが、セシウムよりも人体に影響があるという事実に少し驚いた。難しい化学式などはよく理解できないが、物理という普段聞く機会がない分野の話というのは非常に面白かった。
 私は東北大の河村さんの話も興味深いものがあった。震災と政治というテーマで、国会議員は被災地から選ばれないことであったり、投票においては、コミュニケーション・ネットワークの分断やソーシャルキャピタルの喪失、感傷による棄権などで投票の質が下がるといった現状を説明していただいたが、現地の人の声というものはとても説得力があり聞いていて納得ばかりしてしまった。
 今回の報告会で私が感じたことは一言に復興しようとみんなが言っているが、目に見える問題から目に見えない問題まで、問題は山のようにあると感じた。また、ある特定の問題を解決すれば復興するのではなく、幅広く解決していかなければならないと感じた。国民一人一人が自分が復興するためには何をすべきか、その役割を考え行動しなければ復興はより難しくなっていくのではないかと思った。

2012年8月2日木曜日

10DA260B 増田美佳

先日の研究報告会では新しい発見がありました。

仙台市の調査結果の発表の中では「被害に階層差が見られなかった」というのが印象的でした。これが、支援活動がうまくいった結果からか、そもそも関西より階層差が少ないからかは気になります。また、発表の中では触れられませんでしたが、資料の「東日本大震災における十分報道されなかった被害や出来事」はとても興味深かったです。この「内側からの視点」がこれからのために必要不可欠だろうと感じました。
授業実践研究の発表の中では「学生の発達段階や状況に合わせた教材、講義が必要」というコメント達に納得しました。確かに、実際体験した人とそうでない人の差は大きい。曖昧なことしか話せないのは当然でしょう。しかし、被災地から離れた、小中高では具体的な授業は大切になると思います。やり方次第で大きな発見をさせることができるのではないでしょうか。そのために必要なのは確かに「教材」。ただ、文科省がつくる「スバラシイ1冊」より、教師が自分のやり方に合わせて選べるように「様々なタイプ」が必要になるでしょう。こういう時事的な出来事を教えるには教師の能力が大事でしょうが、より負担を減らすため、アイディアを浮かびやすくするため、さまざまな教材の選択肢を与えてあげればハードルは下がるのではないかと思います。そして、東北大学の教授もおっしゃってましたが、こういう話を導入に使えば、どの科目でも扱うことができます。生徒もリアリティをもって勉強することができるでしょう。より多くの学校で時事が扱われるようになれば良い。このようなことを考えていました。

2012年7月29日日曜日

10DA096D 宮前紘介

昨日の発表では面白い話を聞くことが出来ました。  今までの「応用調査実習」の授業でアンケート票の作成や、調査対象者の決定などの作業を行っていますが、作業をこなすことで精一杯なので、あまり社会がどうなっているのかという意識を持つことが出来ずにいました。しかし、今回の発表で拝見したことで、本当の社科学研究がどのようなものなのか分かった気がします。また、普段のアンケート回収率は年々下がっているということを耳にしたことがありますが、今回の回収率が73%であったという事実で、社会が震災を重く受け止めているという風に捉えることが出来ました。
 アンケート票も拝見させてもらいました。質問の内容は仮説に対応できていて、的確で無駄がないと感じられます。ただ、震災前と震災後で地位が変わったという項目がありましたが、震災の影響でどのように変わってしまったのかというところが気にかかりました。理由を尋ねる項目がもう少しあれば、具体的な内容に踏み込めるのではないかなと思います。

 また、河村先生による震災後の選挙行動についての話がとても面白く感じられました。地域復興のために政治参加が増えているという認識でしたが、実際には感傷のために政治どころではないという意見を持つ人々がおり、それは誤りであったと思い知らされました。東北やそこに住む人のために政治で良くしていこうという考えは、かなり他人事なものなのかもしれません。

他、理学部の村田先生、異文化コミュニケーション部の上条先生の話から、普段は聞くことの出来ない情報を得ることが出来ました。今回の発表で、また考えることが増えたらと思います。

2012年7月28日土曜日

村瀬 洋一 SFR報告会

立教SFR研究報告会について 2012/7/28  

村瀬の調査結果は以下
仙台市民調査

報告会に出た人はご苦労様でした。
意見や質問を自由に書いてください。建設的な批判意見を書くといいでしょう。
★投稿タイトルに自分の名前を書くこと。

2012年7月16日月曜日

10DA129E 渡邉新
大分日数が経ってしまい申し訳ありません。斎藤さん、先日は貴重な時間を割いてお話して頂き、ありがとうございました。お話の内容は原発問題、労働関係、教育格差等多岐にわたりましたが、自分は教育の地域格差が特に印象に残りました。戦後日本の教育は、戦前の誤った「公」意識の強調された教育の反動から、個人をとくに重んじるようになり、その後、高度経済成長期に入り、学校はただ教育するためのものではなくなり、良質な労働力を生み出すための養成機関としての側面も見られてきました。そのような背景があるから、皆より高い学歴を求め、今日のような詰込み型の教育が生まれたのだと思います。そして受験戦争に勝ち残った者だけがより質の高い教育を受け、格差に繋がるのだと思います。先日のお話を聴いて、考えが更に深まりました。本当にありがとうございました。

2012年7月10日火曜日

10da141z 斉藤有沙

ゲストスピーカー企画から日が経ってしjまい申し訳ありません。先日は斉藤先生の貴重なお時間を頂戴しお話が聞けてとても有意義でした。私にとって印象に残ったのは、震災時における「メディア」のあり方についてです。震災に関して感じたことに関して、私は「絆」という言葉の押し売りを挙げましたが、他の皆さんも同様に考えていたことがわかり安堵しました。人が当たり前のように享受している事柄の一つに「メディアによる報道」も含まれると思います。それは新聞とは違い、電源を入れるだけで他のことをしながらでも情報を受け取ることができてしまうからですが、それゆえに「押し売り」が他の情報媒体よりも顕著に表れるのだと考えました。また、私はNPO・NGOの活動にも興味があるので、斉藤さんのNPO活動にも興味を持ちました。ゼミ生がそれぞれ多岐にわたる関心事を挙げながらも、すべてを繋げながら議論を進行してくださったおかげて、とても興味深く楽しい議論になったと思います。ありがとうございました。

2012年7月8日日曜日

10DA096D 宮前紘介

ハワイへ旅立ってから時間が大分経ってしまい、今更ではありますが先日のゼミでの感想を書かせてもらいたいと思います。
 ゼミでは主に原発問題における多数派・少数派とは一体何なのか、報道による過剰な道徳観念の押し付け、また日本教育における外国との差異について話し合いました。どれも一般的に疑問視されている内容ばかりなので、改めて議論しあうことで新しい発見があったように思います。
 そんな中、自分の中で特に気になったのは日本と他国との教育の違いについてです。斎藤さんの話では、日本の教育は学校が子どもたちに教科書の内容をそのまま教え、それを子どもたちが覚えるという「詰め込み」型であるとのことでしたが、正直その「詰め込み」型に何の問題があるのかさっぱり分かりませんでした。米国などの教育では、その場で話し合うことで話を膨らませていく弁証法的なやり方をしているようですが、それをわざわざ日本に持ち込んで何の意味があるのでしょうか。ゼミではどちらが正しいかといった話ではありませんでしたが、私はいつも「日本の『詰め込み』教育は如何なものか」といった意見に苛立ちをおぼえます。大学の方でも、時々学生同士での話し合いから話を進めていく形式の授業が見受けられますが、どれも面白くない上に何にも発展することはありません。もし西欧流の「学生が互いに議論をし合う」形式の推し進めたいのなら、それを上手く利用できるだけの教育手腕が必要だと思います。慣れないものを無理に扱うことは、百害あって一理無しではないでしょうか。
 授業では意見をすることはありませんでしたが、この場を借りて自分の考えを述べさせていただきました。日本にいられる貴重な時間を割いてまで授業に参加していただいた斉藤さんには感謝しています。ありがとうございました。

2012年7月5日木曜日

10da224f 高橋佑太

斎藤先生、先日はお忙しい中、時間を割いて講義に参加していただき、ありがとうございました。
お話をしていただいた中で最も気になった点で、日本とアメリカの就職、雇用制度の違いというものがありました。

日本では新卒一括採用が大半ですが、アメリカなどはそうではなく、大学を卒業した後も大学院で研究をしたりして、博士号を取得したほうが、雇用の際に評価されるという話を聞き、とても興味深かったです。

日本の雇用制度では、即戦力を求めている風潮の割には、新卒で雇用した社員を1年近く研修させてから仕事に本格的に取り組ませているので、実際にはアメリカなどの欧米諸国の方が、即戦力の社員を獲得しているのではないかと個人的には思いました。

これからのゼミ活動や研究に、非常にプラスになる貴重なお話を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。

2012年7月4日水曜日

10da227c 鎌倉 瑞基

斎藤先生、先日はお忙しい中お越しいただいてありがとうございました。討論の中で「教育の地域格差」というキーワードが出ましたが、私は原子力発電についての情報にも格差があるのではないかと思います。先生が福島の学生は原発について学習しているとおっしゃられていたのを聞いて、なぜそれを全国各地で実施しないのかと疑問を持ちました。私は去年の原発事故が発生するまで、原子力発電に対する是非を考えたことは一度もありませんでした。かつて海外で悲惨な事故が起きたという事実こそ知っていたものの、自分の住む国でも同様の事故が起こる可能性があるという実感もありませんでした。世の中に潜むリスクを事前に指摘できるほどの知識がないことを改めて知ることができた大変貴重な時間でした。

2012年7月3日火曜日

10da172e 俵 健太朗

斉藤さん貴重な体験をさせていただきありがとうございました。知識の修得のあり方についての議論や震災に関するメディアに対する考え方など日常でもやもやしていた部分をみんなで話し合えてよかったです。ゼミの後に飲み会まで参加させてもらいましたが、とても有意義でした。自分があまりにも勉強不足だと感じられたからです。人生で首根っこを蹴られる体験をいくつかしましたが、斉藤さんとのお話もその一つです。決定的に情報量が足りないし、考察して、アウトプットする能力だって欠けていることに気づかされました。いまから勉強します。

2012年7月2日月曜日

栗原昌之 感想

斉藤さん、お話ありがとうございました。原発について皆で話をすることは初めてだったので新鮮でした。先日、大飯原発が再稼働されて、「政府は少数派だけど大きな力を持っている」とゼミ内でも話に出たように、いくらデモが起きて、原発反対派が声を上げても、大きな力に勝つには難しいんだなと感じました。危険性を考えれば私は原発稼働には反対ですが、原発がすでに多くの人々の生活や企業の経営と関わっていることを考えると一概に反対とは言えません。不必要と考える人もいれば必要と考える人もいて、とても難しい問題ですが、今回の原発事故によって身の回りのことを色々考えるきっかけができたと思います。賛成であろうと反対であろうと、一人ひとりが考えて自分の意見を持つことが、良い結果をもたらす原点だと思います。

2012年6月26日火曜日

10DA211Y 仲川千詠

先週は、いろいろな視点から震災について見れてよかったです。皆から聞いた関心のあることをうまくつなげて話していたのがとても印象的でした。社会学は、数学のように一つの問いに対しては一つの答えしかないのではなく、いろいろな問題が他の問題と関係しあっているので、問題を解決しようと思ったら他の問題についてもしっかり考えていく必要性があると思いました。
 私は、震災後のメディアについて発表しましたが、ご指摘いただいた通り、権力を握っているほうがマイノリティであるにもかかわらず、マジョリティーだと思い込んでいました。普段も知らず知らず当たり前と思い込んでいて問題視できていない点がいくつもあるのだと気づかされました。今後はもっとアンテナを広げ、もっと多様な考え方ができるようになりたいです。

10da179l 横瀬汐里

先日のゼミでの話し合いの中で、日本の教育は「情緒的だ」というワードが何回か出ていましたが、そのことについて気になりました。確かに、日本の小学校教育では授業で道徳や倫理面について執拗なくらい強調された記憶があります。一方で、世界の国々での義務教育においてはどの程度道徳や倫理面について教わるのか、重要視されているのかというのが疑問です。なぜなら教育問題でも、システム面が問題として挙げられる例はよく聞きますが、このような道徳に関することはあまり聞き慣れないと思ったからです。このように、自分では気付かなかった、日本と世界の教育の違いに気づけ、良い経験でした。お話頂き、ありがとうございました。

2012年6月25日月曜日

10DA154H  市川幸弘

先生の教育のお話を聞かせて頂いて、視野が広くなった気持ちです。たしかに自分の出身中学の卒業生の進路を思い返してみると、成績が比較的良かったものは私のように大学進学した人間がほとんどで、成績があまり良くなかった人はもう仕事をしていたり、フリーターになった人などが統計を取ったわけではないですが、感覚的に多い気がします。それが格差かどうかは調査してみないとわかりませんが、教育と格差について改めて考えさせられました。

もし可能であるならば、今度はは先生の専門のエネルギー政策についてのお話をより深くお聞きしたいです。

10da097f 花村泰平

教育について関心がなかったので、いろいろな意見があるな、とほかの人の意見を聞いていたのですが、自分は今まで教育に格差があるとは考えていませんでした。自分は中高一貫の男子校に通っていたのですが、そのことが教育に格差があると認識させなかったのではないかと考えました。つまり、中高一貫校に行っていると、ほかの学校についての情報が全くと言っていいほど入ってこないので、自分の学校のみで教育の環境を考えてしまうのではないかと思いました。

個人的には、エネルギー政策について、斉藤さんのNPOの話をもっと聞きたかったです。原子力発電が良い、悪い、ではなくて、どうやって付き合っていけばいいのかといった話も聞きたかったです。

2012年6月20日水曜日

村瀬 洋一

昨日はゲストスピーカー企画でした。お話しいただいた斉藤さんに感謝です!
せっかくなので、質問や感想、自分の意見などあれば、ここに書き込んでください。


文献リストを作った人はご苦労様です。さらに充実させて、ゼミ論のテーマを決定してください。

2012年6月2日土曜日

10DA260B 増田美佳

10DA260B 増田美佳

テーマ マナーの実態


・酒井 信一郎 2003 「マナーはどこに「ある」のか--相互行為論的インプリケーションの可能性」 『現代社会理論研究 』(13), 167-176 「現代社会理論研究」編集委員会事務局
・酒井 信一郎 2003 「状況規範の了解カテゴリー--マナーの社会学に向けての予備的考察(1)」『社会学研究科年報』 (10), 111-121立教大学大学院社会学研究科
・香山リカ2008『キレる大人はなぜ増えた』朝日新聞社
・熊倉功夫1999『文化としてのマナー』 岩波書店
・森真一2005『日本はなぜ諍いの多い国になったのか : 「マナー神経症」の時代』中央公論新社

2012年5月28日月曜日

10DA211Y 仲川千詠


テーマ「地域活性化」

・『大学の「知」を活用した新たな地域活性化:「健康医療都市・前橋」への挑戦』、森下靖雄、日経BP200711



・『観光による地域活性化の経済分布』、角本伸晃、成文堂、2011.2



・『観光革命:スペインに学ぶ地域活性化』、額賀信、日韓工業新聞社、2004.3



・『北朝霞物語:始まりはにんじん畑から:商業振興とまちづくり』、勝瀬義仁、埼玉新聞社、2011.2



・『6049 地域資源を活かした取り組みによる農村地域の活性化についての研究:仙北市西木地区グリーン・ツーリズムに関わる女性の活動から(地域資源,農村計画)』、瀬沼 頼子、学術講演梗概集. E-2, 建築計画II, 住居・住宅地, 農村計画, 教育2010-07-20



・『6039 「倉敷雛めぐり」の実態と地域活性化における商店、民家の役割に関する研究(伝統行事と住宅,農村計画)』、藤井 麻里花、山崎 寿一、学術講演梗概集. E-2, 建築計画II, 住居・住宅地, 農村計画, 教育、2010-07-20



・『日本経済と地域間格差のマクロ分析』、宮沢 俊郎、岩手県立大学宮古短期大学部研究紀要、2008-07


2012年5月22日火曜日

10da259l 梶浦 龍

タイトル:若者の行動の現状

片桐新二 不安定社会の中の若者たち 世界思想社(2009年)
日本経済新聞社・日経産業研究所 データで見る若者の現在 日本経済新聞社(1996年)
日本性教育協会 「若者の性」白書 小学館(2001年)
日本経済新聞産業地域研究所 20代若者の消費異変 日本経済新聞出版社 (2008年)
日本経済新聞社産業地域研究所 「平成成人」 : 昭和を知らない大人の価値観と消費行動  日本経済新聞出版社(2009年)

10da172e 俵 健太朗


10da172e 俵 健太朗
・テーマ 職業観の形成の諸要因について

・小澤 昌之 (2009)
『大学生の進路形成と職業観 : 大学生を対象とした質問紙調査結果を手がかりに』

・矢島 修平、寺田 盛紀 (2009)
『大学生の職業観形成における父親の影響--愛知県内の大学3年生へのヒアリングと父親へのアンケート調査を通して』

・落合 幸子 , 藤井 恭子 , Parryu Neil David , 根岸 敬矩 , 才津 芳昭 , 小池 和子(2003)
 『具体的なモデルの提示が大学生の職業観・人生観に及ぼす影響』

・小見山 隆行(2007) 
『大学から職業への移行問題とキャリア教育の考察』

・中里 英樹(2005)
『若者の職業観の構造と規定要因--家族との関連に注目して』

10DA096D 宮前紘介

10DA096D 宮前紘介

テーマ:犯罪社会学 成人犯罪としての企業犯罪

【参考文献】
1、細井洋子 2011.3 学文社
『犯罪と社会 初歩からはじめる犯罪社会学』
2、荻野昌弘 2005.10 世界思想社
『零度の社会 詐欺と贈与の社会学』
3、浜田康 2008 日本経済新聞出版社
『会計不正 会社の「常識」と監査人の「倫理」』
4、白石賢 2004.11 企業と法創造1(3) 早稲田大学21世紀COE《企業法制と法創造》総合研究所
「米国whitecollar・企業犯罪の動向」
5、法務省 2000.12
『犯罪白書 経済犯罪の現状と対策』
6、警察庁
『警察白書』
今更ですが、内容を変更させていただきました。
本当に申し訳ありません。

研究テーマ 栗原昌之

栗原昌之 【研究テーマ】日本の労働市場・雇用慣行の変化とその諸要因
【参考文献】①八代尚宏,1997「日本的雇用慣行の経済学:労働市場の流動化と日本経済」日本経済新聞社 ②樋口美雄,2001「雇用と失業の経済学」日本経済新聞社 ③高原基彰,2005「日本的脱工業化と若年労働層の流動化:「官僚制」と「個人化」の同時進行という視点から」『社会学評論』56(3),760-777,2005-12-31 ④井口泰,1997「国際的な人の移動と労働市場:経済のグローバル化の影響」日本労働研究機構 ⑤田渡雅敏,2011「労働市場と産業構造に関する実証的研究―わが国の都道府県を分析単位として」『地域学研究』41(1),235-250,2011 ⑥吉田三千雄,藤田実,2005「日本産業の構造転換と企業」新日本出版社 ⑦福島久一ほか,1990「日本産業の国際的調整:日本資本主義と産業構造の転換」新評論 以上

10DA097F 花村泰平


10DA097F花村泰平

政治参加とナショナリズムの関係

三船毅,2008,『現代日本における政治参加意識の構造と変動』 慶應義塾大学出版会
羅一慶,2008,『日本の市民社会におけるNPOと市民参加』 慶應義塾大学出版会
田辺俊介,2011,『外国人へのまなざしと政治意識:社会調査で読み解く日本のナショナリズム』 勁草書房
猪口孝,2004,『「国民」意識とグローバリズム:政治文化の国際分析』 NTT出版 
田中浩,2010,『ナショナリズムとデモクラシー』 未來社 

10DA154H 市川幸弘

10DA154H 市川幸弘

政治意識の高さと民主化の関係性



小林良彰 2008 『制度改革以降の日本型民主主義 : 選挙行動における連続と変化』 木鐸社.

蒲島郁夫 1988 『政治参加』 東京大学出版会.

ジャン・ブロンデル, 猪口孝 2008 
『アジアとヨーロッパの政治文化 : 市民・国家・社会価値についての比較分析 』 岩波書店.

 閔琦 1991
『中国の政治文化 : なぜ民主主義が育たないのか』  丸山昇訳 田畑書店.

小此木政夫 2005 『韓国における市民意識の動態』 慶應義塾大学出版会.

10da141z 斉藤有沙

子供の名前のつけ方と社会背景

参考文献

・牧野恭仁雄 2012
「子供の名前が危ない」

・田中克彦 1996
「名前と人間」

・小林康正 2009.9
「名づけの世相史:『個性的な名前』をフィールドワーク」

・佐藤稔著 2007.8
「読みにくい名前はなぜ増えたか 

・上野和男,森謙二 1999,6
「名前と社会:名づけの家族史

10DA091C 安藤聖弥

10DA091C 安藤聖弥

幸福と宗教の関連

参考文献
・渡邉秀司 2009
『江戸期の宗教を考える』

・江原武一 2009
『戦後における〈価値教育〉をめぐって』

・玉野和志 2008
『創価学会の研究』

・真鍋一史 2008 
『日本的な「宗教意識」の構造:〈価値観と宗教意識」に関する全国調査』

Befu,Harumi 2006
<COE特別研究会> 欧米から見た日本の宗教
関西学院大学社会学部紀要 101 p.15-23,208-208』

・真鍋一史 2003
『かかわる価値観」と「宗教」との関係 : 探索的データ解析
日本世論調査協会報 91 p.28-32』

2012年5月21日月曜日

10DA179L 横瀬汐里

テーマ:ファッション市場におけるブランド戦略と流行の傾向

参考文献
・衣類は肉体になにを与えたか 現代モードの社会学/北山晴一 出版:1999年
・ファッション・マーケティング/塚田朋子 出版:2005年
・消費社会とマーケティング:ブランド・広告・ファッション・産業クラスター/東伸一 出版:2007年
・ファッション・ブランドの起源:ポワレとシャネルとマーケティング/塚田朋子 出版:2005年
・ファッションの歴史/千村典生 出版:2009年
・ファッション:ブランドビジネス/山室一幸 出版:2002年
・ファッション産業論:衣服ファッションの消費文化と産業システム/富沢修身 出版:2003年

2012年3月24日土曜日

★もうすぐ2012年度始まり  村瀬 洋一

久しぶりの書き込み。昨日は卒業式でした。その後ネパール料理ミルミレにて飲み。みんな元気に楽しく社会人してください!体壊さない程度に働いてね(^o^)今日も大学院などの卒業式。さて、掲示板システムの変更のため、ゼミ掲示板が4月以降に消えてしまうので、以後はこのシステムに書き込みとしましょう。
 
ゼミ連絡など、何でも好きなこと書いてください。新4年はあとで卒論予定書くこと。 
 
あかうんと  kodozemi 
 
です。
 
★投稿者名は全員kodozemi になってしまうので、投稿した本文の最初(あるいはタイトル)に、自分の名前書いてください。パスワードは以前お送りしたもの。 
 
なお、書き込んだものを修正したい時は、投稿画面にて「投稿を編集」を選んでください。 

2012年1月18日水曜日

1章 本研究の目的
1.1問題の所在
近年、若者の政治意識の低下が問題になっている。隣接する中国や韓国といった国々に後れを取らないためにも、国民全員が政治に関心を持つことが重要である。また、20113月に発生した東北地方太平洋沖地震への政府の対応にいろいろと問題があり、国民の目を政治へ向けるきっかけとなった。しかし、政府ありかたを有事の時にだけ考えるという姿勢でよいのだろうか。こうした疑問から、国民は常日頃から政治に関心を持っていることが必要であると考える。


1.2研究の目的
当たり前ではあるが、若者の中にも政治意識の高い人はいる。反対に若者以外にも政治意識の低い人はいる。では、何が政治意識を規定しているのだろうか。そこで年齢以外に何が政治意識に影響を与えるのかを、「暮らしと仕事についての東京住民調査」や「暮らしと仕事に関する仙台市民調査」などのデータなどを分析し解明する。そして、国民の多くが政治に関心をもつ社会にするために何が必要なのかを考えたい。

1.3先行研究
山田真裕、飯田健 2009 『投票行動研究のフロンティア』 おうふう
平野浩 2007 『変容する日本の社会と投票行動』 木鐸社
菅澤均 2002 『都市化と投票究行動の研』 恒星社厚生閣

1.4仮説
①正規雇用のほうが非正規雇用に比べ、政治意識が高い

②収入が高いほど、政治意識も高くなる

③年齢が高くなるほど、政治意識も高くなる


2章 方法
「暮らしと仕事についての東京住民調査」
「暮らしと仕事に関する仙台市民調査」
以上、2つのデータをもとに分析する。政治意識を、選挙運動への参加の有無などに置き換えて分析する。

3章 分析結果

4章 結論

上田涼平