2012年7月16日月曜日

10DA129E 渡邉新
大分日数が経ってしまい申し訳ありません。斎藤さん、先日は貴重な時間を割いてお話して頂き、ありがとうございました。お話の内容は原発問題、労働関係、教育格差等多岐にわたりましたが、自分は教育の地域格差が特に印象に残りました。戦後日本の教育は、戦前の誤った「公」意識の強調された教育の反動から、個人をとくに重んじるようになり、その後、高度経済成長期に入り、学校はただ教育するためのものではなくなり、良質な労働力を生み出すための養成機関としての側面も見られてきました。そのような背景があるから、皆より高い学歴を求め、今日のような詰込み型の教育が生まれたのだと思います。そして受験戦争に勝ち残った者だけがより質の高い教育を受け、格差に繋がるのだと思います。先日のお話を聴いて、考えが更に深まりました。本当にありがとうございました。

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