2012年8月7日火曜日

10DA070Y 多田健太

今回の震災被害の格差に関する研究発表で、日本には気づかれにくい格差というものがやはりあると思った。
生活の満足感は高く、社会の不公平感は強いというデータからもわかるように、普段の生活の質はあまり変わらない程度の格差であるから、日本は格差は少ないと言われているのだが、
震災など、災害時の影響は社会的地位によるという「格差」が存在するのだろう。
この調査によると、将来への不安など、精神的な不安が経済的に恵まれない人ほど多い。
調査では明らかにされていないが、地元の人間関係を震災後豊かにしたのは貧しい層に多いと思われる。
そういった人間関係では解消できない精神的不安定さを、社会的地位が低い人が受け入れて行くのは、新たな意味での格差であると思った。
震災後に経済的支援を行い元の生活を送れるようにすることで、将来の明るい展望を持てるようにすることが政府の緊急課題であるとわかった。


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