2012年8月10日金曜日

11da134f 伊藤佳幹

研究発表会報告・感想
 
 今回の研究発表会では東日本大震災をメインテーマとし、それを様々な観点から考察している点で非常に興味深いものであった。まず理学部で物理学分野専門の教授の発表で一番興味を抱いたのは、学術的で理論的なデータと現地で得られたそれとの比較・検証です。その1つとして、地震発生直後の4/4に東北全域の2000カ所に出向き、10000サンプルを収集したことです。また地震発生から一ヶ月も満たないこの時期に現地で調査を実施したということは、人体への危険性を顧みず調査者としてデータの正確性を追求したものであるといえる。更にこれらの調査による分析で分かった事実をまとめたものを、これ程の早さで国の機関に提出できたことは、この研究における最も大きな成果であると考えられる。次に、立教大学と東北大学との協同の市民意識調査研究では、メディアで大々的かつ画一的に大衆の意見として報道されているものがある一方で、裏側で掻き消されている真の声(被害者に寄り添った声)を汲み取るものとして非常に有益なものであると考えられる。また私たち2年生は震災発生時と大学入学が重なったりと、どの学年よりも震災に深い関わりがあり、更にこれを大学生活全般における使命として再認識すべきではないかと思う。また資料として先生方が作成したアンケートや研究結果のまとめが配られ、これは私たち学生にとって非常に内容のあるものであり、今後の勉強にも役立つものだと思いました。

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