2012年8月8日水曜日

10DA154H  市川幸弘

今回の東日本大震災被害に関する研究発表は物理、法、教育の3つの分野の専門家のお話を聞くことができ、自分にとってはとても有意義なものとなった。今回行われた3つの研究発表はどれも興味深いものであったが、特に自分は物理の分野の報告が一番印象に残った。

 ストロンチウムという普段あまり耳にしない物質についての説明があった。ストロンチウムは科学的測定が困難で、セシウムよりも人体に影響があるという事実には驚いた。化学式等は自分の頭では完全には理解できなかったがと普段なかなか聞く機会がない分野の話は非常に面白かった。 

 東日本大震災から時間が経過し少しずつ我々の記憶からあの大震災の記憶が風化していることは事実である。しかし、あの大震災は過去の話ではない。現在進行形の出来事なのだ。
大震災の直接的被害はもう収まったが、二次、三次被害が次々と生まれ、日々新たな被害が発生している。その意味でも震災は風化をさせてはならないと思った。

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